麻雀は好きですか?私は受験生時代に毎日雀魂で1試合必ずゲームをして癒されていました。人を苛立たせることもあるが、面白さは失わない麻雀について解説していきます。
目次
風営法4号営業許可
麻雀はパチンコ店などと同じく、設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊戯をさせる営業形態で4号営業に該当します。
すべての風俗営業は午前0時~6時までは営業禁止です。
許可を得るための要件
人的要件、場所的要件、構造要件をすべて満たす必要があります。
(人的要件、場所的要件については詳しくは別ブログで解説しています。
- 構造要件
- ①高さ1m以上の仕切りをしたり、背の高い椅子などによって、客室の内部の見通しを妨げるような設備を設けることはできません。
- ②射幸心をあおるような宣伝や、広告、表示物の掲示をはじめ、現金の払い出しができるようなゲーム機などの設置はできない
- ③客室の出入り口に施錠の設備を設けない
- ④店内の明るさを10ルクス以上に
- ⑤騒動や振動が条例で定められている数値を満たすこと
- ⑥営業で使用する遊技機以外の遊戯設備を設けないこと
- ⑦店内の客の見やすい場所に商品を提供する設備を設けること
・遊戯料金の規制
客1当たりの時間を基礎として遊戯料金を計算する場合
- 全自動式の麻雀台 600円/1時間
- その他の麻雀台 500円/1時間
麻雀台1台につき時間を基礎として遊戯料金を計算する場合
- 全自動式の麻雀台 2400円/1時間
- その他の麻雀台 2000円/1時間
必要書類
- 風俗営業許可申請書
- 営業の方法
- 住民票の写し
- 欠格事項に該当しない旨の誓約書
- 誠実に業務を行う旨の誓約書
- 身分証明書
- 営業所使用権原を証明する書類(賃貸契約書のコピー、営業所の使用承諾書、建物登記謄本)
- 違法建築物でない旨を疎明する書類
- 用途地域を証明する書類
- 各種図面(営業所周辺の概略図、営業所の配置図、求積図、照明・音響・防音設備の配置図)
- 定款・登記事項証明書(法人)
- 管理者の顔写真
- 飲食店営業許可証(ドリンクなど提供する場合)
まとめ
接待がないにしてもかなり複雑になります。図面など1cmの違いでも役所に指摘されることになるので、自分で書くことはおすすめしません。お困りごとがあれば、なんでも気軽にご相談ください。
私が解決できないこと(紛争や税金対策など)は専門の弁護士、税理士を紹介いたします。
麻雀はパチンコ店と違い、景品提供は禁止されています。大会で賞金を出そうと思ってもこの規制がある限り難しいでしょう。賞金を出せば麻雀界はもっと盛り上がることは間違いなさそうですが。
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