あらすじは省き、思ったことだけを書きます。
風俗は嫌々やってるわけじゃない
まりてんさんは大学時代に逆ナンパをして、たくさんの男性と寝ていたようです。しかも、相手は誰でもよかった、と。
これに関しては非常に驚きました。女性は受け身で待つのが当たり前の感覚です。自らナンパをする女性は0に近いです。しかも現代においではティンダー等のマッチングアプリが流行っており、わざわざ知らない人に話しかけるリスクと比べ、お互い共通の目的を持った人を探せるので、この令和の時代に逆ナンパを経験できる男性はほとんどいないでしょうね。
前提として、私は知らない男性と寝ることはありえないという価値観の持ち主です。というか知っている人でも嫌な気持ちを持つことも多いので、その価値観を前提にしてこれからの感想を読んでください。
知らない人と寝る=病んでる、自傷行為、お金目的、気になる男性に好かれたい
しかないと私は考えてしました。しかし、まりてんさんの本によると、事後のピロートークが好き、その人のドロッとした部分が理解できるような感じがして。ということを書いていました。私は、ビッチ(セックスが大好きでいわゆるヤリマン)は、お金目的だったり、男性の気を引くためのいわゆる、嘘のビジネスビッチだと考えていました。
けれど、まりてんさんの存在で、色々な人が世の中に存在するのにも関わらず、性が好きで、性を生きがいにしている女性のことはないがしろにしていたのかもしれません。理解しがたいですが、こういう女性がいることも認識しなければならないと感じました。
性産業従事者、水商売の人々が少しでも生きやすい社会になることを望んでいます。偏見ありきの世界ですが、まりてんさんの言うように、キモイと言って石を投げていいわけではありません。
読んだ男性にわかってほしいこと
まりてんさんのような考え方をする女性はほとんどいないと思ってください。普通の女性にとって、知らない人と寝ることは苦痛です。知らない人と寝ることが平気って言ってる女性は、少し病んでいます。まりてんさんの生き方、考え方をまったく否定するつもりはありませんが、セックスは愛情がある同士でしないと大やけどを負うことになると思います。
まりてんさんも、少しは人の気を背負って火傷は負っているはずです。でもそれ以上に得れるものがあると考えているのだと思います。セックスが好きな女性、嫌いな女性、その他、一括りにはできないですが、それぞれの価値観を理解しあえる世の中になればいいですね。
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